撮影ボックスが暗い……よくあるトラブルと改善方法を徹底解説!
撮影ボックスで商品の写真を撮るとき、
暗くなってうまく撮れない……
と悩んでいませんか?
こんにちは!うずらと言います
この記事では、本業(動画制作歴10年以上)で培った照明や撮影の知識をもとに、
- 撮影ボックスで写真が暗くなるときの対処法
- 撮影ボックスでよくあるトラブルの対策
など、「せっかく撮影ボックスを買ったのにうまく使えない……」という方のために対処法を解説。
できる限り丁寧に、わかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
撮影ボックスで写真が暗くなる原因
撮影ボックスは照明の知識もいらず、誰でも簡単にきれいな写真が撮れますが、
ただ、撮影ボックスも万能ではありません。
写真が暗い……
というときは、まず下記の点を確認してみてください。
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明るさが背景に合わせてしまっている
カメラを「オートモードで撮影」するときによくあるのが、明るさが背景に合ってしまい商品が暗くなるということ。
特に白や明るい色の背景だと、背景が明るすぎて商品が暗くなってしまいます。
肉眼では明るいのに、写真だと暗い……
という場合は、商品に明るさを合わせると改善されます。
たとえばiPhoneであれば、「スマホ画面に写っている商品部分をタップする」と「☀︎マーク」が表示、明るさの基準が商品になって明るくなります
>>関連記事:スマホの設定で写真を明るくする方法
撮影ボックスの選び方を間違えている
撮影ボックスを使っても、そもそもが暗い……
という場合は、撮影ボックスの選び方を間違えている可能性があります。
正直、撮影ボックスはものによって明るさはまちまち。安物を買うと明るさが足らずきれいな写真が撮れないこともあります。
「撮影ボックスの選び方」は以下の記事で解説
▼関連記事▼
撮影ボックスで写真が暗くなるときの対処法
写真が暗くなるパターンは大きく2つ。
「全体的に暗い」ときと「部分的に暗い」場合で対処法が変わります。
全体的に暗い場合
全体的に暗い場合は、撮影機材の設定で対応できます。
スマホであれば先ほど説明した画面タップで表示される「☀︎」マークを上下(もしくは左右)にスライドすると明るさが調整できます。
>>関連記事:スマホの設定で写真を明るくする方法
部分的に暗くなる場合
部分的に暗くなるパターンは主に2つあります。
部分的に暗くなる2パターン
商品の下側だけ暗くなる
撮影ボックスは光を反射させて全体を照らすのですが、下側は反射した光が届きづらく暗くなりがちです。
下側の暗さが気になるときは、簡易的なLEDライトで対処するのがおすすめです。
ライトは上下の角度が変えられるタイプが◎
角度を変えれないものだと思ったところに光が当てられず、設定に苦労します。
濃い色だけ暗くなる
カメラの性能上、白い(明るい色)に明るさを合わせると黒など濃い色が暗くなり、黒に合わせると白が飛んでしまうことがあります。
「濃い色」と「明るい色」の組合せは照明がむずかしい
明るさがうまく調節できないときはレフ板という反射板で暗いところに光を当て、明るさの調整をします。
先に紹介した「LEDライト」だと照明が当たる範囲が広すぎて、関係ないところまで明るくなってしまいますが、
レフ板は部分的に光を当てられるので、照明の修正には最適です。
>>関連記事:レフ板の使い方
暗くなる以外で撮影ボックスによくあるトラブル
撮影ボックスでよくあるトラブル
反射して余計なものが映り込む
写真撮影であるあるなのが、余計なものが反射して映り込むこと。
よくあるのは、以下の2パターンです。
映り込みの2パターン
照明の映り込みはディフューザーで防止
映り込みのパターンとしてよくあるのが、撮影ボックスの照明が反射すること。
※撮影ボックスの照明はボックスの上についているので、反射しやすい商品は上向きにして撮影するとどうしても照明が反射します。
照明の映り込みはディフューザーという薄手の布(or紙)で防止します。
撮影ボックスにはディフューザーが付属されているものがあり、つけると照明の映り込みがなくなります。
ディフューザーが付属されていないときは、クッキングシートなど薄手の紙でも代用できるので試してみてください。
注)紙が厚すぎると光も遮断して暗くなってしまう
自分や背景が映り込む
自分や背景の映り込みを防ぐ方法は以下の2つです。
- 暗いところで撮影する
- 壁やカーテンを背負って撮影する
明るいところで撮影するのは、言わば自分や背景にも照明が当たっている状態。
わかりやすく背景や自分が映り込んでしまいますが、暗いところだと映り込んでも目立たなくなります。
黒い服だと、さらに目立たなくなるよ
暗い場所がない場合は、無地の壁やカーテンなどを背負っての撮影がおすすめ。
カーテンを閉めると撮影ボックスに余計な光も入らないので、きれいに撮影できるメリットもあります。
関連記事
スマホだとよいサイズで撮れない
特に小さい商品で起こるのが、スマホだとよいサイズで撮れないこと。
近寄りすぎると、ピントが合わない
サイズが小さいので「ズーム機能でよいサイズに調整する必要がある」のですが、下記のような問題が起こります。
スマホで起こるトラブル
手ブレでうまく撮れない
小さいものを撮るときに手で持って撮影すると、
- 手ブレでピントが合わない
- 手ブレで商品が画面の中央に来ない
ということが起こりがちに。
写真を撮るときは三脚を使ってしっかり固定した方がよいです。
三脚は「伸縮性があり」「なるべく低い位置からも撮れる」ものがおすすめ。
撮影ボックスを使うときは真正面から撮る頻度が多く、高い位置からしか撮れないものだと、
買ったけど使えない……
となりがちなので、なるべく低く(ローアングル)から撮れるものをおすすめします。
サイズが中途半端になる
スマホカメラだとアップしきれず、サイズが中途半端になることがあります。
スマホだと限界がある
こだわって撮影したい方には、一眼レフやミラレースカメラがオススメです。
とは言え、カメラは高額。
カメラのレンタルもあるので、一度レンタルでいろいろ試してみるのもおすすめです。
レンタルなら月3,000円で本格的なカメラを試せる
カメラが使いたい放題のサブスク
Q&A:撮影ボックスに関してよくある質問
クリックで気になる項目へ
Q:おすすめの撮影ボックスは?
A:PULUZがおすすめです。
自分も使っているのですが、PULUZは「サイズも豊富」で「ワンタッチで折りたたみ」できるので収納場所にも困らないのでおすすめです。
>>関連記事:おすすめ撮影ボックス11選
Q:撮影ボックスできれいに撮影するコツは?
A:以下の記事を参考にしてみてください。
記事ではアクセサリー類を例に解説していますが、他の商品でも使える内容になっています。
\撮影ボックスできれいに撮るコツ/