メルカリの出品写真に映り込む光やスマホカメラはどう消す?反射しない写真撮影のコツ
本やCDなどを撮影していて、
光やスマホが反射して映り込む……
と、困っている方も多いと思います。
こんにちは!メルカリ歴4年のうずらと言います
この記事では、撮影のプロ(番組制作)としても10年以上の経歴を持つ著者が、
- 光の反射が入らない撮影方法
- 自分やスマホ(カメラ)が映り込まない撮影方法
- 映り込みを消すアプリ
などについて解説します。
事前のアンケートでも写真撮影の悩みで圧倒的に多かった「影や光の映り込み」。
ただ、そのまま撮影すると「商品の魅力を損なう」大きな原因になります。
できる限り丁寧に、専門用語も使わず、わかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
\影の映り込みを消したい方はこちらから/
写真に反射する「光の映り込みをなくす」撮影方法
写真撮影で特に困るのが、照明などの光の映り込み。
本の表紙やCDなどの反射しやすい素材は、照明などの光が映り込みやすいです。
結論、光の反射をなくすには撮影したい商品を
- 「少し起こす」か
- 壁などに「立てかけて」
撮影します。
商品を少し起こして撮影する
テーブルなどに置いて撮る場合は下に小物などを置き、光が反射しない角度まで起こして撮影します。
壁に立てかけて撮影する
傾けても光が反射する場合は、壁に立てかけて商品を垂直の状態にして撮影します。
立てかけて撮影した方が反射しないよ
光が反射する原因
反射の主な原因は、部屋の照明のほとんどが天井にあること。
「上からの光」なので、置いて撮るとどうしても光が反射してしまいます。
本を起こすことで、これは解消できます。
また、光の映り込みと同様に困るのが影の映り込み。
自分の影が映るようであれば、少し離れてズームすると影が入りづらくなります。
>>関連記事:写真に影が入らない撮影方法
「自分やカメラの映り込みを消す」写真の撮影方法
写真撮影で光の映り込み以上に難しいのが、「自分」や撮影している「スマホなどのカメラの映り込み」を消す方法です。
かなり難易度が高い
正直なところ、光や影の映り込みを気にしつつ、自分やスマホなどのカメラが映り込まないように撮影するのはかなり難しいです……。
おすすめは、極力目立たなくなるように撮影する方法です。
自分やスマホカメラを目立たなくする方法
- 無地の黒い服(暗めの色の服)で撮影
- 無地の背景(カーテンや壁)を背負って撮影
暗めの服を着て撮影する
撮影は明るい場所でやるので、言わば「自分や背景にも照明が当たっている」状態。
明るい色の服や柄物だと映り込みが目立ってしまいます。
テレビのカメラマンも服は基本黒色
テレビを見ているとわかりますが、たまに画面に映り込むカメラマンは基本黒い衣装。
最近は見なくなりましたが、舞台などで小道具を出す「黒子」と呼ばれている人が黒い服なのも映ったときに目立たなくするための工夫。
ちなみに、服同様にスマホも白など明るい機種だと映り込みが目立ってしまうので「黒いスマホカバー」で撮影するのがおすすめです。
無地の背景を背負って撮影する
せっかく暗めの服で撮影しても、背景に生活家電や雑貨がガチャガチャ置いてあると台無しです。
逆に黒い服を着た自分が目立ってしまう
背景もできれば暗めな色がベストですが、なければ無地の壁やカーテンを背に撮影するのがおすすめです。
▼背景も目立たない工夫を▼
撮影ボックスなら簡単に映り込みをなくせる
どうしてもいろいろ映り込む……
という場合は、「撮影ボックス」という簡易撮影キットがおすすめです。
▼撮影ボックス▼
撮影ボックスは「四方から照明を自動で当ててくれる」ので誰でも明るくきれいな写真が撮れる上に、
上下左右が塞がれているので、映り込みで気にするのは自分やカメラだけ。
暗めの服を着て、無地の背景を背負って撮影すれば映り込み問題はほぼ解消されます。
大きさもいろいろあるので、なんでも撮影できる
>>詳細記事:撮影ボックスの使い方
Q&A:写真の映り込みを消したいときによくある質問
Q:あとから映り込みを消せるアプリはある?
写真加工アプリ「PhotoDirector」がおすすめ
商品に映り込んだ光やカメラなどは、PhotoDirectorというスマホアプリで消すこともできます。
▼PhotoDirectorは余計なものを消せる▼
有料機能なのと、文字やイラストに被ったものは文字なども一緒に消えてしまうので使えませんが、
PhotoDirectorは他にも、「商品を切り抜ける機能」など60種類以上の機能が無料で使えるのでおすすめのアプリです。
>>関連記事:画像加工アプリPhotoDirectorの使い方