【アクセサリーの撮り方】撮影ボックスがあれば誰でもプロ並の写真が撮れる!
撮影ボックスを使ってみたものの、
なんか、うまく撮れない……
と困っている方も多いと思います。
こんにちは!うずらと言います
この記事では、本業(動画制作歴10年以上)で培った撮影の知識をもとに、
- アクセサリーに適した撮影ボックスの選び方
- 撮影ボックスを使ったアクセサリー撮影のコツ
について解説。
▼実際に使っている撮影ボックス▼
写真付きで、できる限りわかりやすく、丁寧に説明していますので、ぜひ参考にしてください。
▼撮影ボックスで実際に撮った写真▼
紹介する撮影方法で「イヤリング」や「ネックレス」も同様の質感で撮れるよ
【アクセサリーの撮り方】撮影ボックスの選び方
この項目を飛ばしたい方はこちらから
撮影ボックスがあれば、誰でも簡単にきれいな写真を撮れます。
ただし選び方を間違えると、うまく撮れない原因に
撮影ボックスを選ぶときは、下記の点に注意した方がよいです。
撮影ボックス選びの注意点
- 40cm以上のものを選ぶ
- 安すぎるものは選ばない
40cm以上のものを選ぶ
購入後によくあるのが、
小さすぎて、ちゃんと光が当たらない……
ということ。
撮影ボックスは基本的に中心に光が集まる構造なので、商品に対して小さすぎると光がちゃんと当たらない可能性もあります。
たとえば指輪やピアスなどの小物は40cmサイズ、ネックレスなど少し大きめのアクセサリーは50〜60cmほどの撮影ボックスが◎。
「サイズが足らずに買い直し……」とならないよう、大きさを考えて選んだ方がよいです。
自分も最初に30cmサイズを買って失敗……
安すぎるものは選ばない
2000円くらいで買える安い撮影ボックスもありますが、あまりおすすめはできないです。
安すぎると光が弱くてきれいに撮れないことも
商品撮影はクラウドワークスやココナラなどで外注すると1枚3000円以上するので、それを考えれば5〜6000円でもお得。
アクセサリーをよく撮影するなら、断然自分で撮れるようになった方が割安です。
上記の撮影ボックスは、指輪やピアス、ブレスレットであればサイズ的に問題ありませんが、ネックレスなど少し大きいアクセサリーだと小さすぎる場合があります。
「もう少し大きいほうがよい」という方は、下記がおすすめです。
Amazonでも売れている
>>関連記事:おすすめ撮影ボックス11選
撮影ボックスでアクセサリー写真をうまく撮るコツ4選
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背景は白か黒
背景は「清潔感が出る」ので基本的には白系がおすすめですが、黒系も引き締まったイメージになり「高級感が出やすい」ので◎です。
白い背景は光を反射してくれるので、明るく撮りやすい
ちょっと例えが違うかもですが、化粧で影を足したり、あごヒゲがあると輪郭がはっきりしてシュッとしたイメージになります。同様に背景を黒など濃い色にすると輪郭が出てくっきりとした印象に。引き締まって見えるので高級な印象になりやすいです。
注)柄入りの背景はやめた方がいい
背景に柄があるとオシャレに見えそうですが、商品が見えにくくなり、「スマホの小さい画面で見ると何かわからなくなる」可能性があるので避けた方がよいです。
▼柄入りなら右の写真くらいに▼
>>関連記事:写真撮影でおすすめの背景
スマホのフォーカス機能でピンボケ写真にする
言わずもがなかもですが、ピントを少し外すと雰囲気のよい写真に仕上がります。
古いスマホでも簡単にピンボケ写真にできる
古い機種でも、スマホのフォーカス機能で簡単にピンボケ写真が撮れます。
手順は簡単で、「ピントを合わせたいとこを長押しするだけ」です。
>>画面を長押しすると、ピントを合わせた部分に【四角いマーク】が表示されます。
手前にピントを合わせれば奥がボケ、奥に合わせれば手前がボケます。
ピンボケ写真を撮るコツは「奥行きをつくる」こと
たとえば、幅4mm、直径1.7cmの下の指輪ですが、
「上から撮ると奥行きが4mmしかない」ので、ピンボケしづらくなりますが、「横から撮ると1.7cmの奥行きが出る」のでピンボケしやすくなります。
料理なども、横から撮るとピンボケ写真を撮れますが、真上からだと奥行きがなくなりくっきりした写真に。
これと同じことをスマホのカメラで起こし、オシャレに仕上げます。
▼横からだとピンボケに▼
▲真上からだとくっきり▲
ボケ感は「撮りたい商品とカメラの距離や角度」でも変わるので、いろんな距離や角度で試してみてください。
明るさ調整で高級感をプラス
写真は、「あえて明るくしたり暗くする」と高級感がプラスされます。
▼iPhoneで明るさ調整する手順▼
①フォーカスを合わす際に画面を長押しすると、ピントが合うと同時に「☀︎」マークが表示。
②「☀︎」マークが表示された状態で画面を上下(もしくは左右)になぞると調整できます)
上(「 + 」の方)に動かすと明るく、下(「 – 」の方)に動かすと暗くなります。
黒系の背景の場合は、あえて暗くすることで「引き締まったイメージ」に。
背景が白のときは、明るさを少し増すと「輪郭がボケてオシャレな雰囲気」になります。
背景が白で明るさを下げるとただの暗い写真になってしまうので、暗くする場合は加減が必要です。
【小技】懐中電灯をスポットライト代わりに
もう少し凝った写真を撮りたいときにおすすめなのが、100均でも買える懐中電灯です。
撮影で”あるある”なのが、被写体の下の部分が暗くなってしまうこと。
ここに懐中電灯で光を足すことで、よりキレイな写真を撮ることができます。
ただ、そのまま当てると光が強すぎる場合があるので、懐中電灯にティッシュなどの薄い紙をかぶせて光の強さを調整します。
光を後ろから当てるのもおすすめ
テレビの撮影でもよくやるのが後ろから光を当てることです。
後ろから光を当てると指輪の輪郭がハッキリし、光り輝いて見えるので高級感もプラスされます。
Q&A:撮影ボックスでアクセサリーを撮るときによくある質問
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Q:赤と白どちらの照明で撮影した方がよい?
A:白がおすすめ
撮影ボックスはものによって「赤っぽい照明」か「白い照明」が選べますが、おすすめは「白」です。
▼撮影ボックスによっては色が選べる▼
白い照明は日中の太陽光に近い色なので、自然な色の写真を撮ることができます。
赤っぽい照明だと本来の色にならないので、商品撮影の場合は白い照明がおすすめです。
Q:自分や光が映り込むときの対策は?
A:なるべく暗い場所で撮影する
明るい場所だと自分にも照明が当たってる状態なので、映り込みが目立つ状態。
黒などの暗い色の服を着て、できれば暗い場所で撮影するのがベストです。
\詳細はこちらの記事でも解説/
メルカリの出品写真に映り込む光やスマホカメラはどう消す?反射しない写真撮影のコツ
Q:撮影するときに注意する点は?
A:小さなゴミやホコリには注意
撮影ボックスの撮影で意外と目立つのが、ゴミやホコリです。照明が当たると、写真にしたときに細かなホコリでも目立ってしまいます。
商品価値がさがる
言わずもがなですが、少しでもホコリがあると
なんか雑……
という印象になり、売れにくくなってしまうので注意が必要です。
ちなみにホコリやゴミは「手でとろうとすと汚れになりやすい」ので、テープなどでペタペタとるのがおすすめです。
>>関連記事:メルカリで売れるアクセサリー写真の撮り方