メルカリの出品写真に映り込む「影」はどう消す?反射しない撮影のコツ4選
メルカリなどの商品撮影をしていて、
どうしても商品に影や光が入っちゃう……
とお困りの方も多いと思います。
事前に調査したアンケートでも、「影や光の映り込み」の悩みがダントツの1位。家の中で撮影するとついて回る問題が影や光の反射です。
- 38歳男性(会社員)
- 一番明るいリビングで本を撮影すると、表紙の文字が照明で飛んだり、照明が入らないようにすると暗い写真になってしまう。(アンケートより抜粋)
- 33歳男性(会社員)
- 部屋でスマホで撮影しているが、スマホの影が映る。(アンケートより抜粋)
こんにちは!メルカリ歴4年のうずらと言います
自分は本業の動画制作で10年以上プロとして撮影を経験、照明などの知識を心得ています。
▼たとえばこんな感じの撮影です▼
この記事では、
- 影が反射しない撮り方はある?
- スマホで簡単にうまく撮りたい
- 影を消すアプリはある?
などの悩みや疑問を解決。
撮影の知識や経験を活かし、わかりやす丁寧に説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
\光の反射を無くしたい方はこちらから/
>>関連記事:光の反射をなくす撮影テクニック
光も影も概ね理屈は同じですが、上記の記事は光の反射について詳しく解説しています。
メルカリの写真に「反射した影」があると売れづらい
言わずもがなですが、写真に影があると印象が悪くなり売れづらくなります。
影は簡単に消せるよ
影を出さないために特別用意するものはなく、スマホやカメラなど写真が撮れるものがあればOK。ちょっとしたコツで影にならない写真は撮影できます。
せっかく売れるものを「影のせいで売れなくなる」というのはもったいないので、影の写らない撮影方法をマスターしてみてください(^ ^)
【メルカリ】写真の影はどう消す?反射しない撮り方のコツ4選
影になる最大の原因は「撮りたいものと光源(たとえば太陽光)の間に、自分やカメラが入ってしまうこと」です。
光を遮断する形になり、影になってしまいます。
光を遮断しない位置から撮影すればよいのですが、厄介なのは「光は1方向からじゃない」という点です。
影になる原因
- 光がいろんな角度から入る
- 壁や天井に反射した光
上記の原因を回避し、影が写らないように撮影するコツは4つです。
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光を背負わない位置で撮影する
重複しますが、影が出るのは自分やカメラが光に被っていることが原因です。
撮影で1番の理想的な環境は、窓から入ってくる「太陽光を横から当てて撮影」することです。
室内の照明は天井(真上)にあるので、どうしても避けれれず影になりがち。
窓から入る横からの光であれば、自分の影が入ることもないです。
ただ、
日中に撮る時間がない……
という人も多いと思います。
その場合は、「被写体から少し離れてズームする」という方法で撮影します。
少し離れてズームで撮影する
室内の照明で撮影する場合は、被写体から少し離れてズームします。
ズームを使うと光を遮らない位置から撮影でき、影のない写真を撮影できます。
ちなみにズームする前は、このような距離感になります。
▼ズームする前のサイズ感▼
注意点として、あまり離れすぎると写真が荒れてしまうこと。
少しずつ離れて影が写らないギリギリの位置を探すという手順で、なるべく離れない位置から撮影するのがコツです。
夜間なら三脚をつけて撮るのがベスト
「夜」や「照明が足りない暗い場所」で撮影するときは、三脚でカメラを固定するのがおすすめです。
家の照明で撮影しようとすると、次に問題になってくるのが「手ブレ」。
ズームをつかうと、とにかくブレる
夜間に撮る場合も先ほどと同様に「少し離れてズームで撮影」するのは変わらないのですが、
家の照明だけだと、どうしても明るさが足りず手ブレだけでなく、
- ピントが合わない
- 商品が真ん中より左右にずれた写真になる
といったことも。
三脚を選ぶポイントは、低い位置からも撮れること
写真撮影では被写体を真正面から撮ることが多いので、最低でも「商品を置く台と同じ高さにできる三脚」を選ぶのが◎。
思ったとおりの写真が撮れなくなるので、特に暗い場所の撮影は三脚でしっかり固定するのがおすすめです。
\Amazonでも売れている!おすすめの三脚/
床置きでなく立てかけて撮影する
「床やテーブルだと、どうしても影が出てしまう」というときは、立てかけて撮影します。
▼イメージ▼
専門用語で「光の入射角」というのですが、床置きで撮ると入射角は鋭角に。部屋で撮影すると天井(真上)からの光がメインなので、どうしても影がでやすくなります。
立てかけることで入射角は鈍角(ゆるく)になり、影も出にくくなります。
これは個人的な意見ですが、影に関係なく基本的に立てかけての撮影がおすすめです。
床置きだと不潔というか、なんだか残念なイメージに。
立てかけだと、よい背景がなかなか無い…
という場合は仕方ないですが、できれば立てかけて撮ることをおすすめします。
影のない写真を撮って売上をアップさせよう!
影にならない撮影のコツは4つです。
「影になってうまく撮れない……」という方は、この機会に1度試してみてください(^ ^)
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Q&A:メルカリ「影が反射しない写真の撮り方」でよくある質問
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Q:商品の影が出ない撮影方法はある?
A:撮影ボックスがおすすめ
影でもう1つ気になるのが、商品の影が出てしまうことです。
この影をなくすには、照明をさまざまな角度から当てる必要がありプロ並みの技術が必要になります。
最低でも照明機材が3台は必要
▼左のような影を消すには照明機材が必要▼
撮影ボックスはあらゆる角度から照明を自動で当ててくれるので、難しい知識もいらず簡単に影の入らない商品撮影ができるのでおすすめです。
▼撮影ボックスで撮影した写真▼
>>関連記事:撮影ボックスおすすめ11選
著者も使っているボックスはこちら
Q:影を消すアプリはある?
写真加工アプリの「PhotoDirector」がおすすめ
商品にかぶった影や背景の影は、PhotoDirectorというスマホアプリで消すこともできます。
▼PhotoDirectorは余計なものを消せる▼
※文字やイラストにかぶった影は、文字なども一緒に消えてしまうので消せません。
※2023年末から有料機能になってしまっています。
PhotoDirectorは他にも、「背景をなくせる」など60種類以上の機能が無料で使えるのでおすすめのアプリです。
>>関連記事:画像加工アプリPhotoDirectorの使い方