メルカリの写真背景は白がおすすめ!売れやすくなる5つ理由と具体的な使い方を解説
メルカリで出品するときに、
写真の背景って、どんなのがよい?
と、悩む方も多いと思います。
事前のアンケート調査でも、「背景選び」は写真撮影で4番目に多かった悩みです。
- 60歳女性(主婦)
- 商品が映えるような背景を探すことがむずかしい。(アンケートより抜粋)
- 35歳女性(会社員)
- 出品する物が綺麗に見えるかどうか、色んな場所に置いたりしてみるがいい背景が見当たらず困る。(アンケートより抜粋)
結論から言うと、特に初心者は
写真背景は「白」にした方が売れやすくなります。
こんにちは!メルカリ歴4年のうずらと言います
この記事では、本業(動画制作)で10年以上培った撮影知識を活かし、
- 背景を「白にした方が売れやすくなる」理由
- 白い背景の具体的な使い方
- 白以外でおすすめできる背景
- 背景を白にできるアプリ
などについて解説。
言わずもがなですがメルカリでは出品写真が売れ行きを左右。背景ひとつで商品の印象ががらりと変わります。
専門用語は使わず、できる限りわかりやすく、丁寧に説明していますので、ぜひ参考にしてください。
基本的なことは飛ばしたい方はこちらから
メルカリは白い背景がおすすめ!売れやすくなる5つの理由
写真の背景を白にするメリットは5つあります。
背景を白にするメリット
白は清潔感が出る
言わずもがなですが「白=清潔感ある色」という認識が誰しもあります。
好印象を持たれやすいので、売れやすくなります。
白は初心者が撮影しても清潔感が出やすい
どんな商品にも合う
背景選びで難しいのが「色の組み合わせ」です。
センスが問われてしまうので、本人がよかれと思っていても「背景次第で商品の魅力が半減してしまう」ことも。
なんか、この商品あんまりだな……
白であれば、どんな色の商品にも合うのでおすすめです。
商品が目立つ
なにより、白は邪魔にならない色なので「商品が目立つ」のもメリットです。
メルカリはスマホの小さい画面で見る人が大半なので、「いかに一瞬で目を引くか」が大切になります。
白や透明のものだけ注意
ただし「被写体が白や透明」だと背景に溶け込んでしまい、なんの商品かわからなくなるので、その場合は他の背景色を選びます。
(プロであれば照明技術ででうまく撮影できますが、初心者には難しいです。。)
光が反射して明るくなる
白は光を反射してくれるので、商品がより明るく写るというのも白い背景にするメリットです。
背景選びと同様に、写真撮影の悩みで多いのが商品が暗くなること。
写真が暗くなって微妙な写真になる……
黒など濃いめの色の背景だと光の反射がないのもあって、どうしても暗くなりがちですが、白い背景は商品が明るくなりやすいのでおすすめです。
>>関連記事:写真が暗くなる問題をスマホで解決する方法
商品が自然な色になる
写真撮影の悩みで「背景選び」以上に多かったのが、
自然な色で撮れない……
という悩み。
背景を白にすると、色の問題も解決しやすくなります。
少し専門的な話になってしまいますが、スマホも含めてカメラは「白色」を基準に色を調整しています。
専門用語で「ホワイトバランス」というもの
背景が白だと基準となる「白色」があるので、他の背景よりも自然な色になりやすくなります。
▼左の写真が本来の色▼
※右は基準の色がないので、自然な色になりにくい。
- ホワイトバランスとは
-
撮影するときの光の色合いを補正して、白を白く写すための機能です。 私たち人間はどんな光の中でも白色のものは白色と自動的に判断できる目を持っています。 ところが、カメラはそのような目を持っていないため、例えばオレンジっぽい光の中で撮影すれば、白いものもオレンジっぽく写ってしまいます。引用元:GOOPASS
また、自然な色にならない悩みで多いのが、「撮り直しすると同じ色にならない」という問題。
- 59歳女性(主婦)
- 主に洋服を販売していますが、色んな角度から、または様々な部分を撮りたいので、それに適した、ハンガーに掛けたり、床に置いたりして撮ってますが、場所によって全く色が異なってしまう。(アンケートより抜粋)
背景を白に統一すれば、同じ色にならない問題も解決しやすくなります。
背景や明るさの違いで、色がおかしくなる
手作りもできる!メルカリの写真撮影におすすめの背景
具体的にどんな背景を使えばよいの?
というところですが、背景は以下の3パターンで考えるのがおすすめです。
- 自宅に白い壁があれば、それを活用する
- 小物であれば100均グッズでつくってしまう
- 大きいものの撮影は背景スクリーンを使う
自宅に白い壁があれば1番てっとり早いですが、ない場合は「つくる」もしくは安いものも売っているので「背景スクリーン」を使うのがおすすめです。
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100均グッズで白い背景をつくる
小物用であれば、100均グッズで簡易的な白い背景は作れます。
用意するのは「白い厚紙3枚」と「白い布(フェルト生地)」です。
作り方は簡単で、厚紙3枚をガムテームなどで下記のように組立てるだけです。
ポイントは、片側は厚紙を貼らないことです。
片側をあけて自然光を取り込む
開けた面から太陽の光がとりこめる上に、逆側に貼った白い厚紙に光が反射。白は光をよく反射してくれるので、効率よく光を取り込むことができます。
最後に、上から布をかぶせれば完成。布は無くても大丈夫ですが、厚紙だけだと境界線が写ってしまうので気になる方は布で隠してください。
>>関連記事:家の明かりで綺麗な写真を撮るコツ
大きいものは「白い背景スクリーン」で撮影
出品写真の背景で1番頭を悩ますのが、服など大きめのものの撮影です。
服を撮りたいけど、広い壁がない……
といった場合は、白い背景スクリーンを使った撮影がおすすめです。
選び方のポイントは横幅のあるもの
メルカリの写真は正方形サイズです。
幅が足りないと、
背景が足りなくて、後ろの壁が写っちゃう……
と、スクリーンの意味がなくなってしまします。
背景を用意する場合、「高さが150センチ必要なら横も必ず150センチ以上あるもの」が必要です。
たとえば「長さ150センチ・幅80センチ」の洋服を撮影する場合
高さ150センチ、横100センチもあれば、服はスクリーンに収まります。ただ、正方形の写真にしたとき横幅が足りていないので、後ろの壁も写り込んだ写真になってしまいます。
\値段もお手頃!おすすめの背景スクリーン/
>>関連記事:メルカリでは正方形以外の写真が売れにくくなる理由
メルカリで背景を選ぶときの注意点
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背景は無地のものにする
白に限らず、背景は基本的に無地がおすすめです。
主役は商品
同じ白でも、柄が入ると商品が目立たなくなってしまいます。
一見おしゃれに見えそうですが、商品が目立たなくなってしまうので使ったとしても背景は薄い柄のものがおすすめです。
▼柄は使ったとしても薄めの背景▼
白以外の背景がよいときもある
前述した白や透明のものを撮影するとき以外にも、白以外の背景も使った方がよい場合があります。
メルカリはとにかく白い背景が多い
検索するとわかりますが、メルカリでは商品によってはほとんどが白い背景。
これだと自分の商品が目立たなくなる可能性があり、他との差別化が図れません。
ただ、白以外の背景は初心者には結構むずかしく、
うまく撮れない……
となりかねません。
白以外の背景は慣れてきてからがおすすめ
今までの解説を覆す話になってしまいますが、まずは白い背景で撮影。
差別化するためにも、「慣れてきたらほか色の背景」を試した方がよいケースもあります。
Q&A:メルカリ写真の背景でよくある質問
Q&A
Q:白い背景にできるアプリはないの?
A:無料ならiPhoneと加工アプリ「Phonto」を使うのがおすすめ
出品写真は撮影したものを、あとから白い背景に加工する方法も。
おすすめは「iPhoneの切り抜き機能」を使い、「Phontoというアプリで加工」するのがおすすめです。
無料で使えるよ
>>関連記事:メルカリにおすすめの加工アプリ「Phonto」の使い方
切り抜きを作る手順
- iPhoneの写真フォルダから「切り抜きたい写真」を表示
- 切り抜きたい画像を長押しすると、切り抜き画像が動くようになります
- 「共有」>>「画像を保存」の順番で選択し、切り抜き画像を保存
白い背景にする手順
- Photoアプリを開き、「カメラマーク」から「プレーンな画像」を選ぶ
- 「白の無地の背景」を選び、画面右上のボタンから「使用する」を選択
- 「左下の3本線」から「画像の追加」を選び、先に切り抜いた画像を追加して完成
Q:背景は装飾した方がよい?
A:装飾せずシンプルなのがおすすめ
下記の写真のように、背景に装飾をする人もいますが基本的にはおすすめしません。
今までの解説と重複しますが、メルカリでは「商品が目立つ」ことが大切です。
ひと目で何の商品かわかることが大事
下手に装飾すると何の商品かわからずにスルーされることもあるので、背景はシンプルなのがおすすめです。
>>関連記事:メルカリで売れやすくなる写真撮影のコツ